- ahamoが使える国・地域の概要
- 出発前の設定・現地での接続手順
- データ利用の仕組みと制限・通話の注意点
- 短期旅行/長期滞在での使い分けのコツ
ahamoは海外でも使える?

結論から言うと、ahamoは海外(対応国・地域)でそのままデータ通信が使えます。日本で契約したままスマホの設定を変えずに、現地の通信事業者にローミング接続されます。対応の国・地域は公式ページで確認してください。
対応している国と地域(一例)
アメリカ、カナダ、ハワイ、韓国、台湾、中国、タイ、フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、シンガポール など(約91の国と地域)。
海外利用のメリット
- 手続き不要でそのまま使える(出発前に特別なオプション契約は不要)
- 短期旅行ならレンタルWi‑Fiや現地SIMを買う手間が省ける
- LINEやSNS通話はデータで使えるため通話代の節約になる
海外で使うための設定・手順

出発前に必ず確認すること
- 契約状態が「利用中」であること(解約・一時停止になっていないか)
- 端末の通信設定でデータローミングがONになっていること
- 滞在先の周波数に対応した端末か(特に海外で買った古いスマホや一部の格安スマホは非対応のことがある)
現地に着いてからの接続手順
- 飛行機モードを一度ON→OFF(自動で現地キャリアに接続される)
- 数分以内に画面上のキャリア表示が現地事業者名(例:AT&TやOrangeなど)に変わる
- もし接続されない場合は、手動でネットワーク選択→自動または該当キャリアを選ぶ
海外データ通信の仕組みと制限

データ利用の上限
ahamoでは、海外で使えるデータ量は契約プランの範囲内で月間最大30GBが目安です。30GBを超えると通信速度が制限されるため、大容量の動画視聴やアップロードには注意してください。
制限後の速度と回復
30GB超過後は通信速度が低速(例:最大1Mbps程度)になります。日本に帰国するか、翌月のリセットまで高速通信が回復しない場合があります。必要に応じて現地のWi‑Fiや現地SIMの購入を検討しましょう。
通話・SMSの料金と注意点

発信・着信の扱い
・日本への電話発信は国際通話料金が発生します。料金は発着地や相手先によって変わるため、利用前に必ず確認してください。
・着信にもローミング受信料が発生する場合があります。
通話を節約する方法
- LINE通話・Instagramの通話はデータ通信扱い(データがあればほぼ無料)
- 重要な通話はWi‑Fi接続時に行うか、必要なら現地の固定電話サービスを利用
短期旅行と長期滞在の使い分け

短期旅行(数日〜2週間)
短期旅行なら基本的にahamoだけで十分。地図検索、SNS、簡単な動画視聴も問題ありません。
長期滞在(1ヶ月以上)や動画多用の人
長期やデータを大量に使う場合は、現地SIMやポケットWi‑Fiレンタルを検討しましょう。現地SIMはデータ単価が安く済むことが多いです。
ahamo
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よくあるトラブルと対処法

繋がらない/遅い
- 機内モードのON/OFF
- 手動でネットワーク選択(自動→手動)
- スマホの再起動
- 現地のネットワークが混雑している場合は時間を空ける
高額請求が不安な場合
ローミングでの通話やSMSは料金がかさむ場合があるため、設定で「データローミングのみON/音声ローミングOFF」にできる機種は設定しておくと安心です。また、請求に不安がある場合は出発前にキャリアサポートへ問い合わせましょう。
海外でのおすすめ活用テクニック

- 重要な連絡はLINEでやり取り(通話も含む)
- 地図や観光情報は事前にオフライン保存しておく(Googleマップのオフラインマップ)
- 滞在先はWi‑Fi付きの宿を選ぶと安心
注意点まとめ(チェックリスト)

| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 対応国 | 公式の対応国一覧を出発前に確認 |
| データローミング | ONになっているか |
| 通信量 | 月30GBが目安/超過後は低速 |
| 通話 | 国際通話は別料金。着信にも注意 |
まとめ
ahamoは短期旅行や出張でとても使いやすいプランです。手続き不要でそのまま使える利便性は大きく、特に頻繁に海外へ行く人や留学前の準備として安心感があります。一方でデータを大量に使う長期滞在では現地SIMやWi‑Fiの併用を検討してください。

